プログラム
無伴奏チェロ組曲第一番ト長調 BWV 1007
—J.S. バッハ
1. 前奏曲
2. アルマンド
3. クーラント
4. サラバンド
5. メヌエットI/II
6. ジーグ
クラヴィーア練習曲集第3部
「ドイツ・オルガン・ミサ」より
—J.S. バッハ
「われらはみな唯一の神を信じる」
“Wir gläuben all an einen Gott” BWV 681
「天にいます私たちの父よ」
“Vater unser im Himmelreich” BWV 683
「深い困窮より、私はあなたに叫ぶ」
“Aus tiefer Not Schrei ich zu dir” BWV 687
無伴奏フルートのためのパルティータ BWV 1013
—J.S. バッハ、編曲:フローラン・エオー
1. アルマンド
2. クーラント
3. サラバンド
4. ブーレ・アングレーズ
春の海 —宮城道雄
再び —宮城つむぐ
プロフィール
廣田 喜美 Yoshimi Hirota
司会・クラにネット
日大芸術学部音楽学科を卒業。桐朋学園大学音楽学部研究科を修了。スイスベルン音楽院(現ベルン芸術大学)に留学。同大学院にて修士号を取得。その後、フリー の演奏家として室内楽、吹奏楽、オーケストラ などで活動中。日墺 ( オーストリア ) 文化協会コ ンクールで入賞。2005 年音楽宣教師ロジャー & アビ・ラウザー夫妻と「Trio Ray」を結成。 2008 年にはアメリカツアーを行い各地の教会 やホールにてコンサートを行った。上田・ウィーンアカデミークラリネットの講師。2017年、上田市信州国際音楽村のプロジェクトに長年に渡り貢献したとして表彰を受ける。ビュッフェ・クランポン公認アドヴァイザー。クラリネットを故北爪利世氏、小笠原長孝氏、クルト・ウェーバー氏に師事。
小澤 千絵子 Chieko Ozawa
二十五絃箏・十三絃箏
幼少より箏を学ぶ。学生時代よりルドルフ・シュタイナーの音楽論を学ぶ。二十五絃箏と出会い、その魅力に感銘を受け演奏活動を始める。その後は二十五弦箏を主軸とした既存の枠にとらわれない演奏活動を行う。2010年より「箏以外のジャンルとの関わりからヒントを得て箏を追究する」ことを自らに課した演奏活動を展開。 これまでにコラボレーションをしてきたアーティストのジャンルは、多岐に渡り、中でもダンスやオイリュトミーなどの身体表現とのコラボレーションからは深いインスピレーションを得る。2013年から2年半に渡るヨーロッパでの演奏活動ではイギリス、ドイツ、フランスの計16都市でのコンサートを好評のうちに終える。インド古典楽器とのユニットnouvelle Muse、ピアノとのデュオMusik Kugel、オイリュトミーとのコラボを映像化する「ことのはなプロジェクト」などにて活動中。シュタイナー音楽療法の実践に用いられる響きの楽器とのコラボレーションにも取り組んでいる。
三杉 積功 Tsumugu Misugi
作曲・ヴァオリン
ヴァイオリニスト・映画、テレビドラマ、ゲーム音楽などの作曲・編曲を幅広く手がける。3歳よりヴァイオリンをはじめ、幼少期より数々のアジア、ヨーロッパで行われたフェスティバルやコンクールに出場・入賞。2016年にSchool of the Arts, Singaporeをヴァイオリン専攻で卒業。2023年米国バークリー音楽大学を首席で卒業。過去にはマルタ・アルゲリッチ氏、ユンチャン・リム氏、ケビン・ヴォートマン氏など、世界で著名なミュージシャンとも数多く共演。演奏は、大人気のマルチプレイヤーオンラインゲーム「Arena of Valor」また邦画「My (K)night」のサウンドトラックでも聴くことができる。自身が作曲・編曲した作品はブダペストやブルガリア、シンガポールなどのオーケストラによりレコーディングされている。昨年2023年にはシンガポールエスプラネードコンサートホールで作曲家としてオーケストラコンサートデビューを果たし、新聞メディアなどで取り上げられ高く評価された。現在はシンガポールのTatsu Worksにてリードコンポーザーとして新しいRPGゲーム「Tatsumeeko」の開発に携わっている。また最近世界的に話題になった韓国ドラマ 「私の夫と結婚して」 の作曲も手がけた。
ロジャー・W・ラウザー Roger W. Lowther
オルガン
アメリカ・ボストン出身。コミュニティーアーツ東京のディレクター。グレースシティーチャーチ東京の「フェイス&アート(信仰と芸術)」のディレクター。宣教師として活動する芸術家のグローバルネットワーク「The MAKE Collective」のディレクター。アメリカのジュリアード音楽院にてパイプオルガン演奏修士、コロンビア大学にてエンジニアリング応用物理学学士を取得。現在リフォームド神学校修士課程で学んでいる。五枚のアルバムをリリースし、コンクール受賞も多数。『砕かれた葉―アメリカ人が見つけた芸術・生活・信仰』(いのちのことば社、2021)、『美の香り〜東日本の被災地で見つけた美』(コミュニティ−アーツメディア、2021)、『ピアノのピッピーと黒い波』(コミュニティ−アーツメディア、2020)。2005年に来日し、現在家族と共に東京の月島に在住。登山、マラソンが趣味で各国へ出かけている。
アンナ・ガードナー・ヘレン Anna Gardner Herren
ダンス、振り付け
現在、アラバマ大学で郭倩平に師事している。 過去には、東京高木淑子バレエ団でイルギズ・ガリムーリン、成澤淑恵、松岡伶子バレエ団で朝倉由美子、インターナショナル・バレエ・オブ・グリーンビルでヴラダ・キセロワ、ヴィクトイア・ヤンチャックに師事。 アラバマ・レパートリー・ダンス・シアターのプリンシパル・ダンサーおよびカンパニー・ダンサーとして、『眠れる森の美女』のライラックの妖精や、マリインスキー劇場のアリエフ長老による『インスピレーション』のデミ・ソリストなどの役を演じている。 女優としては、ロゴス・シアターで『The Scarlet Pimpernel』のプリンシパル・ダンサーとして40以上の公演に参加したほか、ジョージ・ベリー監督の『SeaQueens』など数本のダンス映画に主演した。 2024年5月に東京、福岡、名古屋で「白鳥の夜」「四季」を含むオリジナル作品のツアーを行う。